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五味 太郎

文化出版局

グループ:Book

ランキング:211569

価格:¥ 1,325

ポイント:13 pt

発売日:1983-01

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カスタマーレビュー

がいこつさん大好き  (2005-02-16)
子供の怖がりそうながいこつさんがとてもユニークに描かれてました。これでみんなが歯を磨くようになるはず!!!

おもしろくてちょっと切ない  (2005-02-04)
眠ろうとしたがいこつさん、何か忘れているのに気づきます。あれかな?これかな?と思っても、まさか、がいこつさんにかぎってそれはないでしょ、という天?の声にすべて否定されていきますが、「それもそうだな」と淡々と受け止めるがいこつさん。そのとぼけた調子がおもしろくて5歳の子供も大好きな本なのですが、おもしろさと同時にせつなさを感じてしまうのは私が歳取った証拠でしょうか。「誰かと待ち合わせしていたかな?」「確かに待っていた人もいたけれど、それはずっと昔の話」・・・このがいこつさんは恋人との待ち合わせを果たせないまま死んでしまったんでしょうか。そして最後、「忘れ物」がわかってがいこつさんは安心して眠りにつくのですが、私にはそれががいこつさんの永遠の眠りに思えてなりません。ちょっと大げさかもしれませんが、だから今肉体を持って生きているって素晴らしいことなんだな、なんて考えてしまいました。

涙があふれてきた  (2004-12-21)
子供の絵本として分類してしまうと、
この本の味わいが大幅にはみ出してしまいそうです。

忘れていたものを探しに町にさまよい出たがいこつさん。
最後の手紙を出したのはもうとっくの昔のこと。
待ってくれている人もいたけれど、それもずっと昔の話。
ここにあるのは、涙が涸れた後の冷めたムクロだけ。
そんなさびしいがいこつさんのあてのない彷徨に、
作者はこの上なく温かく寄り添ってくれます。

いつもどおりの五味太郎の絵のはずなのに、
がいこつさんの目を通して見る町の賑わいは、
まるで離人症のように実在感のない無表情。
でも、そんな浮世の空々しさを、
作者は批判したり厭わしく思ったりしてはいない。
この世にはこんな楽しみもあったっけ、あんな心配もあったっけ。
それら詮無いあれこれを、
ま、それもそうだな、と言ってため息の中にしまっておいてくれる。

気がかりを突き止めて、
冷え冷えした色使いのねぐらにもどったがいこつさん。
もういまさら必要のない詮無い浮世ごとをすませて、
とっても安心した気持ちで寝てしまいます。

小1の娘にはがいこつさんの酸っぱさがピンと来なかったようですが、
これほど温かい懐に憩うことのできる絵本は、
生きる手本として与えておきたいと思います。

涙があふれてきた  (2004-12-20)
子供の絵本として分類してしまうと、この本の味わいが大幅にはみ出してしまいそうです。忘れていたものを探しに町にさまよい出たがいこつさん。最後の手紙を出したのはもうとっくの昔のこと。待ってくれている人もいたけれど、それもずっと昔の話。ここにあるのは、涙が涸れた後の冷めたムクロだけ。そんなさびしいがいこつさんのあてのない彷徨に、作者はこの上なく温かく寄り添ってくれます。いつもどおりの五味太郎の絵のはずなのに、がいこつさんの目を通して見る町の賑わいは、まるで離人症のように実在感のない無表情。でも、そんな浮世の空々しさを、作者は批判したり厭わしく思ったりしてはいない。この世にはこんな楽しみもあったっけ、あんな心配もあったっけ。それら詮無いあれこれを、ま、それもそうだな、と言ってため息の中にしまっておいてくれる。気がかりを突き止めて、冷え冷えした色使いのねぐらにもどったがいこつさん。もういまさら必要のない詮無い浮世ごとをすませて、とっても安心した気持ちで寝てしまいます。小1の娘にはがいこつさんの酸っぱさがピンと来なかったようですが、これほど温かい懐に憩うことのできる絵本は、生きる手本として与えておきたいと思います。

立ち読みしていたら涙があふれてきた  (2004-12-12)
子供の絵本として分類してしまうと、
この本の味わいが大幅にはみ出してしまいそうです。

忘れていたものを探しに町にさまよい出たがいこつさん。
最後の手紙を出したのはもうとっくの昔のこと。
待ってくれている人もいたけれど、それもずっと昔の話。
ここにあるのは、涙が涸れた後の冷めたムクロだけ。
そんなさびしいがいこつさんのあてのない彷徨に、
作者はこの上なく温かく寄り添ってくれます。

いつもどおりの五味太郎の絵のはずなのに、
がいこつさんの目を通して見る町の賑わいは、
まるで離人症のように実在感のない無表情。
でも、そんな浮世の空々しさを、
作者は批判したり厭わしく思ったりしてはいない。
この世にはこんな楽しみもあったっけ、あんな心配もあったっけ。
それら詮無いあれこれを、
ま、それもそうだな、と言ってため息の中にしまっておいてくれる。

気がかりを突き止めて、
冷え冷えした色使いのねぐらにもどったがいこつさん。
もういまさら必要のない詮無い浮世ごとをすませて、
とっても安心した気持ちで寝てしまいます。

小1の娘にはがいこつさんの酸っぱさがピンと来なかったようですが、
これほど温かい懐に憩うことのできる絵本は、
生きる手本として与えておきたいと思います。

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