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栄 陽子

扶桑社

グループ:Book

ランキング:18533

価格:¥ 735

発売日:2007-03-23

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カスタマーレビュー

ネガティブなすすめのオンパレード  (2008-10-27)
ネガティブなすすめのオンパレード

ダメな例ばっかり
どうすれば良い留学ができるか
という
情報は全く無し

「正しく役に立つ情報」が世の中には無いという見本
こんな留学コンサルタントしかいなかったから日本の国際化は遅れていて、
日本人があまり海外に出て行かなかったんだと
よくわかった。

最近はアスリートブランド(スポーツ留学専門)とか、良い留学業者も出て来ているので、
そちらをお勧めします。

知られていない日本人留学の実態、背景にある日本人の英語に対する誤った認識を明らかにする  (2008-09-10)
語学留学も含めると海外に留学する日本人は大変な数に上る。海外の大学や大学院も、一見するといまや遠い存在ではない。しかし、意外にその実態は知られていないようだ。

私は、本書を読むまで、アメリカのコミュニティカレッジというものが本当はどういうものなのかを知らなかった。また、英語力不足で結局大学に進めず大学内の語学学校だけで終わっている日本人についても。さらに、日本人の留学エージェントの中には決して良心的とはいえない人たちもそれなりにいて、よく下調べもしないで留学を志している若者やその両親の中にはそのようなエージェント経由で留学して悲惨な目に遭ってしまった人達が大勢いるという実態についても知らなかった。

さらに読み進めていくと、そのような悲劇を生む背景として、そもそも多くの日本人の心の中には英語に対する大きな勘違いが横たわってしまっているという現実があることを著者は指摘する。「英語を学ぶ」より「英語で学ぶ」ことが大切という当たり前の著者の主張にハッとさせられる日本人は意外に多いのではないだろうか。

一方、著者は、ほとんど日本人しかやらないような単なる語学留学やコミュニティカレッジ留学を除く、本当の海外留学の素晴しさや利点についても、きちんとページを割いて説明している。

中国や韓国やインドなどから来る留学生は、貨幣価値の違いも考えると、それこそもの凄いお金を払って一族郎党の期待を一身に背負って死に物狂いで勉強して成果を収め、ついでに人脈も作って、それぞれの国に帰ってからエリートとしての道を歩む。日本人も、ちゃんと日本でしっかり勉強して、きちんと調べてそれなりの学校を選んで、何より「英語よりやる気」「英語より学力」「心身共にタフ」でさえあれば、留学は日本に閉じこもっているだけでは得られない素晴しい果実をもたらしてくれるものなのだということについても、本書は具体的に例を挙げながら力説している。

留学しなくてもいいではないか  (2008-08-28)
多くの場合の留学の実体については他のレビュアーの方々が書いてある通り。
本書に書かれているような実例を知ることは、留学を考えている人には良いことでしょう。
私もかつて、留学と言いながら日本人同士で固まり気ままに過ごしている留学生達を目にし
本書で著者はどのような主張をするのだろうと期待して読んでみました。

しかし六章あたりからは読んでいてあまりいい気分になりませんでした。
著者自身が留学カウンセラーということもあり、
「どうせならもっと自分を鍛える、価値のある留学をして 社会に貢献しなさい」と主張します。
その主張と平行して
「アメリカの教育はすばらしい、日本の教育はリーダーを育てないから駄目だ」という意見がちらほら。
しかし日本の教育に欠点があるように、アメリカの教育システムだって完璧ではありません。
著者自身も過去に留学しアメリカで受けた教育システムを崇拝し、日本の教育はそれに劣っているという
コンプレックスが見え隠れします。
リーダー育成という面は劣っているかもしれませんが、多様な観点からみれば
日本の教育が優れている点も多々あります。著者はその事に気付いているでしょうか。

筆者はまた、英語を学ぶことを第一とせず どうしようもない状況に自分を置くことによって
孤軍奮闘し大きく成長することや人脈を作ることが留学の醍醐味だと主張します。
しかしそれなら。。。自分(あるいは自分の子供)を鍛える手段は留学でなくとも
他にもたくさんあるのではないでしょうか。
(アフリカの貧しい地域でボランティアをするとか)

必ずしも成果を得られない留学に無駄な金と時間を費やすならば、他に出来る事はたくさんあります。
しかし筆者の主張にはそういう含みはあまり感じられず、「もっと質の高い留学を!」です。
結局 そういう質の高い留学ができる裕福な一部の人しか視野に入っていないようで残念です。

おもしろい。一読する価値あり。  (2008-06-12)
日本の留学事情を容赦なく切った内容。

実際に「人生を棒に振るってしまった日本人」の例からはじまり、
どうして人生を棒に振るうことになったのか。
どうすればその事態を避けられたか。
世界の大学と日本の大学の比較。
留学の本当の意味とは。
では本当に力になる留学をするためにはどうすればよいか。

と言った内容が書かれている。言葉ひとつひとつに重みが感じられ、筆者の熱意が受けて取れる作品だ。

この本のいいところは、悪いところを批判するだけでなく、ではどうすればよいのかを考えさせてくれる入り口を与えてくれていること。

これを読んだから留学しろ!というのではなく、
これを読んで留学をどう感じたか、本気で留学する覚悟はあるのか。

そういうことを考えさせてくれます。

留学を少しでも考えている人、子供を留学させようとしている親御さんなら一読する価値ありです。お金と時間を浪費することを避けられます。

私はこれを読んで留学に向けて本気で頑張ろうと思うようになりました。

おすすめです。

見る前に跳ぶのは危ないのだが・・・  (2007-12-18)
海外留学ブームだそうで、危ういなあと思っていたら、それに警鐘を鳴らす新書があったので買ってみた。書いてあることは、私が「危ういなあ」と思っていたことの具体例が多く、かなり飛ばし読みが出来て、あっという間に読めてしまった。一般には知られているとは言えない内容だし、海外留学を考える人は読んでおいた方がいいと思う。

しかし、アメリカの学校事情をまったく知らずに留学する人が多いと言う話には、かなり呆れてしまう。それで、訳の分からんエージェントが、無責任な留学斡旋をしていて、それに乗って何年間かを棒に振る例が多いというのは事実だろう。海外留学の成功話や、バイリンガルに育った子供の話がマスコミを賑わせているけど、その陰にどれだけの子供たちが、母語を失って、困ったことになっているかも、もう少し取り上げなければいけない。

うーん、と書いて来たけど、大学院時代に海外に飛び出すことのできなかった意気地なしの私としては、海外留学の可能性にかける若者の足を引張るような文章になってていやだなあ。結局、目をつぶって飛ばないと仕方ないのかなあ。悩むところであります。野口英世の渡米なんて、むちゃくちゃだもんねぇ。

新書として出来がいいかと言うと、同じ論点があちらこちらに出て来てイマイチ。その分、さらさら読めるので、よしとしましょう。

そうそう、英語の勉強で、中学の教科書でもいいから暗唱しましょう、と勧めていました。最近、前置詞の使い方で悩んでいて、暗唱するのがいいのかなと思ってるところです。でも、今更ねえ・・・

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