アイテム詳細
三善晃
斎藤高順
ジェイガー
青木進
河辺浩市
河辺公一
岩井直溥
東海林修
山下一史
東京佼成ウインドオーケストラ
エイベックス・エンタテインメント
グループ:Music
ランキング:61199
価格:¥ 3,000
ポイント:30 pt
発売日:2008-07-23
通常24時間以内に発送
このページのURLは
http://cwr.s61.xrea.com/amazon/asin/Music/B0019CLK0M/
曲目リスト
1.ジュビラーテ(ジェイガー)
2.フェリスタス(青木進)
3.シンフォニックポップスへの指標(河辺浩市)
4.高度な技術への指標(河辺公一)
5.ポップス描写曲 メインストリートで(岩井直溥)
6.ディスコ・キッド(東海林修)
7.イリュージョン(鵜沢正晴)
8.吹奏楽のための協奏的序曲(藤掛廣幸)
9.風紋(保科洋)
10.吹奏楽のための「深層の祭」(三善晃)
11.オーヴァー・ザ・ギャラクシー(斉藤高順)
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カスタマーレビュー ![]()
近年の東京佼成ウィンドオーケストラに思うこと
(2008-09-28)
最近のTKWOに対して率直に感じていることを言わせていただきたい。…近年は「ブラバン甲子園」シリーズにばかり力を入れ、広く大衆に受け入れられCDセールスは伸ばしたであろう反面、多くの純粋な吹奏楽ファンをガッカリさせていたTKWO。一方では大阪市音楽団、シエナウィンドオーケストラ、広島ウィンドオーケストラらが、質が高く、しかもかつて吹奏楽に青春を燃やした30〜40代のファンの心をくすぐるアルバムを次々と発表、注目を浴びてきた。そこで2匹目のドジョウを狙い、過去の課題曲を集めたアルバムを我もと制作。しかしメンバーの思い入れが弱いのか演奏に熱も気合も入らない。コンセプトも中途半端でポップス系とクラシック系が混じった選曲、録音もそれぞれの曲に合わせたセッティングをせず、会場のせいもあってかみな残響に乏しいダイレクトな音質、ピッチの細かなズレが全体の音色をここまで濁らせてしまった。以前のTKWOの響きからは信じられぬ出来である。…"過去の課題曲を集めればある程度売れるだろう"、そんな考えで安易に制作された感が強い。どのくらい売れているのか知らぬが、真に音楽が分かるファンならばこの演奏の出来映えには失望しただろう…このようにTKWOが変わってしまった最大の要因は、やはり常任指揮者の不在ではないのか。腰を落ち着けてじっくりいい音楽に取り組むためには、フェネル氏・ボストック氏に次ぐポストの存在が必要だと思う。NHK教育で放送された公演では新進気鋭の下野竜也氏の指揮でモーツァルトやストラヴィンスキーの室内楽を演奏していたが、演奏の出来云々以前に問いたい。「何を目指してるの?あなた方はウィンドオーケストラですよね?本職の演奏はどうなってるの?」(ぶっちゃけ、ちょっと前にN響で同じ曲をやってたのと比べてガッカリした。やっぱり畑が違う)…もちろんプロの吹奏楽団であることには変わりなく、藤掛廣幸・三善晃ら難易度の高い曲の演奏は見事で聴き応えがある。こういう音楽的に優れた課題曲をもっと集め、優秀な指揮者の下で再録音すれば自然と優れたアルバムが出来上がるはずなのだ。他にも大栗裕・小山清茂・上岡洋一・浦田健次郎・兼田敏・名取吾朗・木下牧子・三枝成章・和田薫・櫛田月失之扶・後藤洋・間宮芳生・池辺晋一郎等々、課題曲は日本の優れた作曲家の作品の宝庫ではないか。…ともかく、課題曲のみならずコンサートピース、コンクール自由曲、オリジナルと真の吹奏楽ファンに愛され続けるような演奏を望みたい。復活せよ、TKWO!
室内楽だよ。この演奏は(加筆あり)
(2008-09-26)
待ちに待った佼成ウィンドの課題曲集ですね。指揮をしているのは山下一史。このCDの出来を大きく左右しているのは彼。彼はこれらの曲をまるで室内楽を演奏するかのようにデリケートに優しく指揮している。そして佼成ウィンドは彼のタクトに見事に応えている。ただ、吹奏楽の楽しさっていうのはそんなところにあるんじゃないと思う。多くのファンが普門館で味わった感動を、より洗練された演奏で再現されることをこのCDに求めていた筈で、残念ながらその期待には応えられなかったようです。(加筆)「フェリスタス」この曲を聴くといつも切なくなる。それは得津・今津中のラストコンクールの課題曲だったから。その思い入れのある曲を山下・佼成はしっとりとスキのない演奏をしている。「風紋」多くの人がそれぞれの思い入れたっぷりの曲だけど、これほど曲の組み立てがしっかりしている演奏を聴いたことがない。ラスト近くのパーカッションのクレッシェンドの仕方など、ほんとにうまい。この2曲はほんとにオススメです。一度聴いてごらんなさい。そうすれば納得出来るから。
曲を知るにはいいです。
(2008-09-22)
私はこの課題曲を演奏した世代ではありませんが、昔の課題曲の魅力にハマり、プロの丁寧な演奏に期待をしていました。
しかし、いざ聴いてみるととても残念でした。
この演奏はグレードアップした参考演奏というだけで、曲が本来持つ響きは出ていても、今一つノリやキレがない演奏に感じます。
またイリュージョンのTpのメロディに入る前のClの音の処理も不自然すぎるなど、中身の質も気になります。
音楽は響きだけではありませんし、響きがいいのと良い演奏というのは別物で、これでは良い演奏とは言えないのではないでしょうか。
多くの方が不満に思っている以上、やはりこの演奏では心を動かされるものはあまり無いということを出版社側にも分かってほしいです。もしこれで満足しているなら、プロとしてどうかと思います。また、曲で注目を集め中身が薄っぺらいのでは、買う側が軽く見られてるような気がします。
ライブ盤でない課題曲は、広島ウィンドオーケストラからもたくさん出ているので、そちらをオススメします。
魅力的な収録曲の、プロによる落ち着いた演奏
(2008-09-05)
何よりも、収録されている曲が魅力的です。20年3月の、TKWOファン感謝デーでの課題曲ベスト10には正直違和感ありました。こっちの方がイメージです。
最近は他団体による「熱い」演奏もありますが、このCDのような落ち着いた演奏も、プロならではと思います。吹奏楽課題曲愛好家としては、是非手元において置きたいアルバムです。
(iTunes でさわりが聴けますよ。)
先入観の洗浄を迫られる
(2008-08-03)
このような過去の課題曲は、アマチュアが熱演した古いコンクールライブによって繰り返し聞かれてきており、もちろんそれらも忘れがたいのだが、このCDを聴いていると、これまで持っていた先入観の洗浄を迫られる思いである。
指揮の山下氏は第一線で活躍中の実力指揮者だが、佐渡・下野などの吹奏楽経験者とは違い、ほとんどの曲が初めての演奏であったと聞く。このような指揮者によって過去の課題曲が再評価されたと言うことが、まずは評価に値する。
そして演奏も、流石にプロである。音の安定感・説得力など、流石にアマチュアの演奏とは一線も二線も画している。指揮者も、誠実かつ丁寧に、そして先入観無く、スコアをきちんと読んでいることがわかる。
例えば「ジュビラーテ」「フェリスタス」、スコアに内在する旋律の展開・変奏・絡みなどがきちんと表現されている。「深層の祭」は、原色的な音色感に留まらない、響きの奥行きを感じさせる。「ディスコキッド」は、熱くならなくても自然に音楽がわき上がる。元の楽譜にない叫び声が入っていないのも良い。
もっとも、この指揮者と演奏団体であれば、そしてこのCDの価格であれば、もっと隙のない完璧さがあっても良かったはず。垣間見せる演奏の甘さが耳に付くところがあったのは、少々残念。
それと、CDの楽曲解説はいただけない。解説者の蘊蓄や主観が多すぎる。当時の作曲者のコメントなど、まずは客観的な記載がほしかった。
とはいえ、とても良い企画である。同じ演奏者によって、他の楽曲も、これ以上の水準で是非録音して欲しい。

